Rのベクトル

R言語では「ベクトル」という値のセットを扱うことができます。

 

c() という関数でベクトルを作ることができます。

c(10, 20, 30, 40, 50)

 ベクトルは、そのまま変数に代入できます。

x <- c(6, 7, 8, 9, 10)

 ベクトルの要素にアクセスするには、C言語の配列と同じようにできます。

ただし、要素番号は1から始まります。

x[1] + x[2] + x[3]

 コロン(:)演算子を使ってベクトルを作ることもできます。 これは、指定の範囲の連続する数値になります。

x <- 1:10     # 要素は 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

y <- 5:13     # 要素は 5 6 7 8 9 10 11 12 13

z <- 3:-3     # 要素は 3 2 1 0 -1 -2 -3

 

 

 計算式でベクトルを使うこともできます。

x <- c(3, 5, 6, 9)

y <- c(7, 2, 1, 1)

x + y + 2

 ベクトルの長さは同じでなくても計算は可能です。 その場合、計算結果は最も長いベクトルの長さに合わせられます。 足りない要素の部分は、循環します(最初の要素に戻ります)。

x <- c(12, 15)

y <- c(8, 6, 4, 2)

x - y

 ただし、以下のように要素数が倍数でない場合には、警告が出るようです。

x <- c(1, 2, 3)

y <- c(4, 5, 6, 7)

x * y + 3

 ベクトルが計算式に使えることから、コロン(:)演算子も計算式に含めることができます。

3 * 1:7 - 1